ブログ村通信

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February 2014

内村鑑三所感集の中にはとても示唆に富む所感が多くあります。今日のところはさらに強烈です。
(岩波文庫 内村鑑三所感集よりp285)

精神と制度
 精神、制度と化して死す、これ歴史の法則なり。モーセの精神はユダヤ教と化して死し、キリ
ストの精神はキリスト教と化して死し、ルーテルの精神はルーテル教会と化して死し、ウIスレ
ーの精神はメソヂスト絞会と化して死せり。その他すべてかくこごとし。よって知る、モーセの敵はエジプト人、アマレク人、カナン人等にあらずして、かれの国人にしてかれを崇拝せしユダヤ人なりしことを。またキリストを殺せしものはパリサイの人またはローマ人にあらずして、かれを主よ主よと呼びまつりしキリスト信者なりしことを。制度は精神の屍体なり。イエスを首長として仰ぐ者こそ真にかれを十字架に釘けし者なれ。

宗教の陥いる過ち・・・・・開祖の精神がその継承する組織によって失われて来たのが宗教の歴史といってもいいのかもしれない。
文鮮明先生の精神が死すことのないよう我々も心しなければならないのでは・・・



引用:平和世界を求めて

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内村鑑三の所感集からの続きです。

  唯一の宗教
 もし世に宗教という者ありとせんか、そは教職という僧侶的階級の手をかりて神を拝することにあらず、敬虔もって日常の業を執ることなり、神聖に地を耕すことなり、神聖に物を商うことなり、神聖に物を作ることなり。人はすべて祭司にして全地は神の聖殿なり。このほか別に宗教あることなし。もし有りとせんか、そは迷信なり。悪魔崇拝なり、なんの惜しげなくして廃棄して不可なきものなり。

内村鑑三師は教会組織のもつ弊害を痛烈に実感して所感を述べています。
教職者を通して神に繋がるのでなく、それぞれが神の前に礼拝すべきことを教えています。
そして、収容生活において何より重要なことは敬虔な心をもってなされる日常の生活であると述べています。
教会組織や教職者に頼り切った宗教の弊害を我々も深く考慮しないといけないですね。




引用:平和世界を求めて

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 内村鑑三所感集の中にはとても示唆に富む所感が多くあります。
参考にしてください。(岩波文庫 内村鑑三所感集よりp284)


宗教を棄てよ
  余輩は人に宗教を変えよと言わず、宗教を棄てよと勧む、儀式と規則と信仰個条とをもって普通道徳に代えんとする、かの憎むべき宗教という制度を棄てよと勧む。仏教を去りてキリスト教に入るは一つの悪事を去りて他の悪事に入るにすきず。米国の思想家Iリシヤ・ムルフォードかいえるあり、『キリストの宗教のみひとり宗教にあらず」と。誠にイエスの貴きはかれが宗教を建てしが故にあらず、宗教を壊ちしがゆえなり。ゆえによくイエスの心を知る者はよくすべての宗教に反対す。人はまずすべての宗教(キリスト教をも含む)を棄つるにあらざればイエスの善き弟子たるあたわざるなり。

内村鑑三は宗教を棄てよ!という、文鮮明先生も「宗教をなくす」と言われた。 
内村鑑三は 宗教を棄てるものがイエスの善き弟子といった。文先生も同様であろう。
宗教が棄てられない人々、宗教にしがみついているような人々はもう一度よく考えてみたらどうだろうか。



引用:平和世界を求めて

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振り返ってみればやはり「神様についてきた」人生であったと思います。ただ、神様が目に見えたり神様の声が耳に聞こえたりしたわけではありません。心(おそらく「良心」)の命じるままにいろいろな選択を重ねつつ今を迎えるようになりました。

教会の活動や真の家庭について様々な騒音を聞く時にも、「必ずいつか真実は明らかになる」と自分に言い聞かせながら敢えて深く追求するという選択をせずに、前を向いて歩んできたつもりでしたが、ある時期を契機としてそのような生き方がきわめて非現実的であり、また無責任であるという理解をするようになりました。

今から思えば、それが「僕」のような信仰をしていてもよかった時代から「実子」としての信仰をすべき時代への変わり目に起こったことだったのではないかと思います。

「僕」として歩んだ時期をも否定するわけではありません。それはそれでその時には神様がそのように導いていたのだろうと思います。しかし同じ神様が、今はそのような生き方ではなく「実子」としての生き方をせよと導いているので、そのように生きようとしはじめたら、今いるところに来てしまったという感です。

人それぞれ環境や立場は違いますが、同じ神様が一つの方向に向かって導いておられることを信じます。今の時代は「実子」として生きようとする人、言い方を変えれば「神様のみ旨を自分のみ旨としてオーナーシップをとっていく人」を用いながら神様が歴史を引っ張っていく時を迎えていると思います。

「この方は真の何とかという立場の方であるから一切疑わず絶対的に従って行こう」という生き方を神様は私に願っておられず、むしろ、もしも真の愛を実践しておられる「方」がいると理解したならば、その「方」をモデルとして自分も真の愛を実践することを願われ、もしも神様のみ旨に対しオーナーシップを持って歩んでいると思われる「方」を見出したなら、その「方」をモデルとして自分も神様のみ旨に対しオーナーシップを持って歩んで行くようになることを神様は願っておられるように思われます。

ですので、「彼は真の何とかという立場の方の命令に従順でないから『サタン』であり、どんな立派なことをやっていても全て無効である。真の何とかという立場の方に従順に従っている私のほうが彼よりも立派で、正しい」というような見方考え方をすることを神様は私に願っておられません。

そのような説法を駆使しながら真の父母様と長子の間を人為的に引き裂こうとしてきた人々は自分のやってきたことをよく理解していることでしょう。しかし、その人々の意図に気がつかずその人々の説法を盲目的に受け入れることにより、結果として親子を分断させるのに貢献してしまった人々はどうでしょうか。「そんなの知らなかった」とすませることができるのでしょうか。

そうです、その画策は手を変え品を変えて今も変わらず継続しているのに…




引用:Kotenjiのブログ

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またしても財団理事長がかわりました。

パク・ノヒ氏からジョ・ジョンスン氏になりました。


そして、金孝律氏は渡米したそうです。 お母様が指示、健康の問題、いろんな話がろびかってますが韓国を離れたのは事実です。式典にも姿は見えませんでした。

そして朴珍用弁護士はいろんな人に手紙をおくり、金孝律氏の復帰をお願いしています。

数人の幹部指導者により、大きく揺れ動いている統一教会の状況を食口たちは感じる事が出来るのでしょうか。




引用:在韓日本祝福家庭婦人会

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《私たちは完全に違うのだということです。キリスト教人でこの様な特権を持つ者は、誰としていません。真の父母様のみを通し祝福を受けた者が、神様の圏内に行くことができるのです。だから皆様は失敗をしても、サタン側には行きません。》(金栄輝先生)いつも私のとなりに~さんのブログより。

何が完全に違うのでしょうか?キリスト教の人達と何が違うのでしょうか?自分達の狭小な宗教儀式をすることで、天国に行けると考えているのは同じです。
聖酒を飲めば天国だと言って、祝福前日まで遊び放題ですか?そのような人は、来年また祝福があると言って、また遊ぶでしょう。

「ご父母様のみ」を通して天国なら、この全世界の人々はどうしますか?ご父母様が霊界に行かれた後は・・訓母さんにお父様が降りて来られました、とか言って訓母さんが祝福をするのでしょうか!?訓母さんは、ムーダンに億単位(ウォン)のお金をかけていますから、良い知恵をもらうかもしれませんね。

皆様は失敗をしても、サタン側には行きませんとは、なんと無責任な言葉でしょうか。聖酒と祝福式で万事OKでしょうか。結婚誓約(6500双)でも、一番はじめに誓っています。

《あなたたちは神様の前に、真なる孝子女となることによって、永遠に真なる夫婦となり、これから神の天道を守り、もし自分たちにあやまちがある時には、すべての責任を自分たちが負うことを誓いますか。》

もちろん「예(イェー)」と一同大声で誓いました。自分の過ちは、自分達が負うのです。


引用:cocoaのブログ

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「1959年10月2日、わたしは日本で最初の礼拝をしました。それから50年も経ってしまったなんて、本当に時の経つのは早いものです。
わたしが最初、日本に入った時は密入国でしたので、刑務所からのスタートでした。
刑務所から療養所に移動する時、いや、当時少し体を患って療養所に行く事になったんですが、そこから着の身着のまま逃げ出しました。
そして、いろんな人達の助けを借りて東京に行き、最初の礼拝をしたんです。

最初の説教は「義と神の国を求めよ」です。義とは何か?それはその人の言葉や行いです。
言葉や行いを神の御心に叶うように正しながら生きる事です。
では、神の国とは何か?わたしは当時、実際の天国を地上に作る事だと思ってました。しかし、わたしも長く生きてきて、そうでは無いのかもしれないと思うようになりました。

神の国とは皆さん一人一人の事ではないか、人間は細分化された神の細胞ではないか、人の心の中に神の国が通じているのではないか、と思うようになりました。
だから、日々生きて行く上で義が大切になる。義なる言葉と行いで切磋琢磨する。そうではないかと思うようになりました。

皆さんは日本は母の国だからと言って摂理に追い立てられてるでしょ。神の国が現実の国ではなく、思いを尽くして生きる事が神の国をつくると思えば、献金のノルマが如何に不当なものかと思えるんです。

献金する事が悪ではありません。献金は義なる行いの一つです。

でも、わたしが言いたいのは、借金して献金するなという事です。
借金は負債だ。現実的にも利息が発生するでしょ。
それよりも目に見えない負債の方が恐ろしいんです。その負債は受け取った側に行ってしまう。

そんな金で天国を作ったって砂上の楼閣です。足下から崩れていくんです。

昔、私が教会にいた頃、貧しいながらも少しづつ献金が集まって来ました。

我々はそのお金を金庫に入れました。「鍵のない金庫」です。

そこには、いくら入っているかも明記してないし、誰でも自由に持ち出す事が出来たんです。
だから使おうと思えば、いくらでも使う事が出来た。
だけど、誰一人そこから無駄なお金を持ち出す人はいませんでした。

何故だかわかりますか?

そこにいる誰もが、そのお金に込められた救国の思いを感じとっていたからだ。
だから、使わなかったんじゃない、使えなかったんだ。

金っていうのは、人の気持ちが入るんです。
だから、間違っても人の不安な気持ちが入った金なんか集めちゃいけないんだ。
だから、神の国は金じゃ買えない。みんな人の心の中にあるんです。
だからこそ、日々思いを正しながら生きて行くんです。

聖酒を飲んだから、献金を勝利したから救われたなんて思っちゃいけないんだ。
救いとは人生の中で切磋琢磨しながら得られる宝なんですよ。だから苦労も悪くない。

わたしは、生命を掛けて愛した日本から追い出された。それも良い経験をしたと思ってるんです。

皆さんにも、良い人生を送って欲しいと心から思ってます。皆さんは、わたしが愛した…、
わたしが愛している日本の兄弟姉妹なのだから。」


会場は水を打ったように静まりかえった。

一瞬、時が止まったかのようになったが、ガタンと大きな音が響いた。

後方の婦人が椅子から転げ落ち尻もちをついている。
両手で顔全体を覆いながら、うわーっと絞り出すように泣き始めた。

それが合図だった。

会場の中は、あちらこちらで男女を問わず泣き始めたのだった。

西山は壇上に当たるライトの中に、久保の笑顔を見た。

西山は久保に一礼し、会場の人たちに一礼して、静かに退場した。



後日、教会の広報誌には式典の記事は載ったが、西山の説教の内容が正しく載る事もなく、また、会場にいた人たちから伝わる事も無かったという。




*参考文献  「救い」の正体(宝島SUGOI文庫)




引用:小説 もう一つの自叙伝

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久保の葬儀には700人以上の人が集まり、全国にはそれ以上の人が久保の冥福を祈っただろう。
渋谷の本部教会の前には、建物に入れない人たちが溢れていた。

西山は、その光景を見て如何に久保が兄弟姉妹から愛されていたかを知った。

西山は一般の参列者に混ざって教会の中に入ると、静かな衝撃が場を包んだ。
中には、西山を知っている人間が多数いたのだ。
何故、今更来たんだと変な目で見る者、昔を思い出したのか泣きながら懐かしい目で見る者など反応は様々だった。

献花をし手を合わせて祈った後、足早に立ち去ろうとした。すると入口付近で

「先生!」

と呼ばれ振り向くと、皆んなから‘せっちゃん’と呼ばれていた女性が近づいて来た。

「先生、大変ご無沙汰して申し訳ありませんでした。」

と深々お辞儀をしたのだった。

「こちらこそ、放ったらかしにして申し訳なかった。」

「先生がお越しになられて、久保さんも本当に喜んでいると思います。」

そう言って、ハンカチで目頭を押さえた。

「あなたも元気に過ごして下さい。」

「先生も、いつまでもお元気でいて下さいね。」

そう言って別れた。

西山は教会に入って見て、自分が部外者だと改めて実感した。
一部には、自分を今でも慕ってくれる人もいるが、大半は冷ややかだった。

西山の胸には久保との約束がしこりのように残っていたが、それを実現するチャンスを数年の間、見出す事は出来なかった。

しかし、それは突然訪れた。

日本宣教50周年記念という式典を、都内のホテルでやるので、特別ゲストとして参加して欲しいという要請が、教会の方から正式に来たのである。

本来ならば、既に教会を去った西山が行く筋合いではないのだが、西山はこれは久保の意思ではないかと感じ、参加する事にしたのだ。

当日、日本を代表する食口1200名が集められ、中には見知った人もいたが、ほとんどの人は西山が知らない人達だった。

司会者からは、西山にも10分間演説して欲しいと要請があった。
西山は、何を話すか全く考えず、その場に立った時に浮かんで来る言葉を話そうとしていた。

そして、西山の名が呼ばれ盛大な拍手の中、壇上に立った。

壇上にはライトが当たり眩しくもあったが、西山は一つ息を吐き出すと静かに語り始めた。




引用:小説 もう一つの自叙伝

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西山が、久保の婦人から連絡を貰ったのは、久保に最後の電話をかけてから随分と時間が経っていた。

久保が癌を患い余命いくばくもない状態で、病院に入院しているという事であった。
西山は、直ぐに久保の病院に駆けつけた。

病院に着くと、婦人が出迎えてくれた。久保は日中も眠っている事が多く意識も混濁する事が多いという。

西山は久保の個室の前に立った。婦人はここで待っているから入って下さいと言った。
病室のドアを開けると、大きな窓には白いカーテンが引かれていて部屋全体を白い光で包んでいた。
久保は白いベットに横たわっている。

その光景は、まるで荘厳なイコンのようで西山は暫く佇んで見ていた。

「せんせい、」

久保が嗄れた声でそう言うと、西山は我に返って久保のベットの脇のパイプ椅子に腰をかけた。
久保は無理に起き上がろうとしたが、西山が制し

「そのまま、寝ていなさい。」

と言うと、久保は諦めたように体を横たえた。

西山は久保の手を強く握りしめた。

「先生、この頃は良く夢を見るんです。先生と一緒にいたあの頃です。」

「私だって同じだよ。」

「あの頃は、先生が本当にメシヤだと思ってました。先生が強く否定すればするほど、本当にそうだと思ってたんですよ。」

「私は久保くんを初めて見た時、体中に電流が走ったよ。この男は間違いなく日本を救う男だと。」

久保は薄く笑った。

「先生、私は自分の人生に後悔などありません。本当に感謝の多い人生だったと思っています。ただ、あの時、先生と一緒に行っていれば、どうだったのだろう、と思う事もあるんです。」

「久保くん。そんな事、思う必要はない。君は素晴らしい人間だし、その通りに生きた。私は君が羨ましいくらいだよ。」

久保は笑いながら、目から一筋の涙を流した。

「先生、先生にお願いがあります。一度、日本の兄弟姉妹に先生が今思っている事を話してあげてもらえませんか?」

久保の願いは、到底難しい事だった。

何故なら西山は、今や教会にとって最大の反逆者というレッテルを貼られていたからだ。

「わかったよ、久保くん。約束するよ。」

久保は、その次の言葉が言えず、手を握り返してきた。
そして安心したように眠り始めたのだった。西山は、しばらく久保を見つめた後、病室を出た。

婦人はそこでずっと待っていたのだった。西山と久保の会話が聞こえていたかどうかはわからないが、涙を流しながら、

「ありがとうございました。」

と言った。

西山は、何かあったら連絡して欲しいと告げ、名刺を渡した。


その3ヶ月後、久保は天に召されたのだった。


引用:小説 もう一つの自叙伝

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西山は教会を辞めた後、宗教という枠ではない‘善人協会’という社会活動を始めた。西山自身が、その人生を捧げて歩んできた宗教の道に、大きな弊害がある事に気づいたからだ。

宗教のエッセンスは二つであると考えられる。それは、敬天思想とモラルである。これは人生の指針になり世界を一つにする思想である。
しかし、外して宗教はそれだけに依らない。死後の世界を説く事によって人々を縛りつけるのだ。

人間の欲望のなかで最高のものは、‘死んだ後天国に行きたい’、あるいは‘永遠の幸福を得たい’という事に尽きる。
そのようなアメを与える一方で、‘これをしたら地獄に行く’、または‘これをしなければ先祖や子孫まで地獄に行く’と脅すのである。

霊界とは不可知の世界であるから、特定の能力を持つと主張する人間が、仮にデタラメを言ったとしても反証出来ない。
だから、救いとは人の話しを鵜呑みにするのではなく、その人自身が人生の中で苦しみ、もがきながらも切磋琢磨して見つける宝だと西山は考えたのだった。

西山は、そのような活動をしながら韓国、日本、アメリカを行ったり来たりしていた。

日本に来た時は、草創期に歩んだ兄弟姉妹とも会ったりしていたのだった。
その時も、草創期に歩んだ婦人の家に来ていた。

「先生、放蕩はそれ位にして早く帰って来て下さいな。」

「わたしは放蕩している訳ではない。追い出されたんだよ。」

「どちらでも一緒ですよ。」

そんな会話をしながらも、婦人はふんだんの手料理で、もてなしてくれるのである。

「そう言えば、先生お聞きになりました?久保さんが会長外されたみたいですよ。」

「本当か?久保くんが会長を外された?どうして。」

「表向きは、教会組織を解体して個団活動をしろという指示に従わなかったという事ですが…」

「実際は、どうしてだね。」

「最近は、中国に自動車工場を作るとかで、それは激しいノルマだったそうです。全国には、教会員が家や土地を担保にお金を作って、教会に貸したという人が何人もいたそうです。
でも、教会は全部あちらに送ってしまうから返すに返せない。
それで直接、久保さんの所に陳情する人たちがいたんです。
久保さんはあの通りの方でしょ。
会長通達で、最優先に返してあげなさいと言ったんです。
ところが、その話しがあの方の所にいって…、それでと言う事らしいです。」

数日後、西山は久保に電話をかけた。
西山は婦人の家で聞いた事を久保に話した。久保は特に否定も肯定もせず黙って聞いていた。

「久保くん。だからと言う訳ではないが、わたしと一緒にやらないか?」

「先生、お気持ちは嬉しいです。しかし、わたしは、まだまだこの教会に責任があります。投げ出す訳にはいきません。」

西山は心が痛かった。自分の責任を久保に押しつけているように感じたからだ。

「でも先生は本当に勇気のある方です。先生だったら、目をつぶれば教会で楽に生きる道もあるのに…。わたしは残念ですが、先生のようには出来ません。」

それ以降、西山と久保は連絡を取り合う事も無かった。

 


引用:小説 もう一つの自叙伝

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西山のアメリカの歩みは決して平坦な物では無かった。
日本を追われるように出てアメリカで見たのは、幹部たちの腐敗であった。
日本では血の滲むような歩みの中から産み出された献金が、湯水のように使われている。

幹部たちは西山にも、平和な隠居生活を勧めたが、西山はそれを断わりサンフランシスコの教会で伝道活動をする事にした。

西山は自分の生活は、翻訳や教師などをしながら復帰し、聖日には礼拝の後、兄弟姉妹と共に伝道をするのだった。
そこで、献身者として歩む山岸という兄弟と親しくなった。彼は普段の日はFという経済活動の隊長をして、聖日に西山と伝道活動をした。
山岸は国立大出で英語も得意だった。
西山には、良く質問をしてきてディスカッションをするのが好きだった。

「山岸くん、いいかい、原理は真理だが答えではない。いわば道標だ。我々はそれを実践しながら常に確認し続ける物なのだよ。」

そんな風に言うと、山岸は飲み込みが早く、一を知って十を悟るようなタイプだった。
西山も山岸と話すのは楽しかった。アメリカでの活動も充実してきた。

西山は時折りビザの関係で韓国に帰る事もあったが、今回は親戚の法事もあって二週間ほど帰る事になった。

西山がアメリカに帰ると、信じられない事が起こっていた。

山岸が殉教したのである。

山岸のチームは、西山がいない期間、実績が低迷し何日もゼロの日が続いた。
山岸はリーダーから叱咤されると、命がけの決意をすると言って危険地帯に行くと言ったのだ。その地域は犯罪の温床になっており、地元の人間でも近づかないような地域だった。
山岸は地獄の底にも、神が準備した人がいるはずだと言い、メンバーが制止するのも聞かず一人で行ったのだった。

山岸はそこで若者たちに遊ばれ、殴られ、蹴られ、顔がバスケットボールのようになって路上に捨てられたのだった。

西山は山岸の遺体にすがりついて泣いた。

山岸は度々、自己犠牲の美徳を西山に言っており、聖書でもステパノを尊敬していると話していた。
西山は、自分がもっと自己の生命の尊さを山岸に伝えれば良かったと自分を責めた。
一人の青年を導く事も出来なかったと責めた。

それは、やがて日本の国になった。西山が命懸けで導いた筈の日本は、今や西山の思いとはかけ離れてしまった。

自分の無力さが不甲斐ない。

西山はその時、魂の叫びを聞いた。

「そうではない。そうではない。」

それは、西山自身が自分を押し殺して閉じ込めてきた内なる声だった。

その声は、長年に渡り出来た小さな無数の歪みが、大きな圧力により引き起こされた雪崩のように、西山の心を洗い流してしまったのだった。

そして、その先に見えて来た物は、実にシンプルで清々しい物だった。

「教会とは別の人生を歩む。」

西山が出した答えであった。



引用:小説 もう一つの自叙伝

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西山は、渋谷駅に向かい東横線に乗った。そして多摩川という駅で下り、閑静な住宅街を抜けて多摩川に行った。

多摩川の土手に上がると、ちょうど夕暮れの美しい空が広がっていた。

多摩川の河川敷は広く、穏やかな川が流れ、西の山並みの影がくっきりと浮かび上がり、その上には朱燃の夕日が浮かんでいた。

西山は、美しい夕焼けを見ながら、過ぎて行った美しい日々を想った。貧しくも心は豊かで、希望と笑いに満ちた日々、穏やかな時間と共に遠く過ぎ去ってしまった。

「先生、」

そう呼ばれて振り向くと、土手を歩いてゆっくりと久保が近づいて来た。
久保はちょこんと西山の隣りに座った。

「久保くん。どうして君がここに?」

「やだなぁ、先生。先生にここを教えたのは僕じゃないですか。」

久保は笑顔でそう答えた。

「はっはっ、そうか、そうだったな。」

確か、東北沢に拠点を置いた頃だ。久保が時々姿を消すと姉妹に言われ、その事を久保に尋ねると、久保は悪戯を見つけられた子供のようにはにかみ

「今度、先生も連れて行きますよ。」

と言って、後日ここへ連れて来てくれたのだった。

久保が西山を連れ、この場所に立った時、久保は

「ここで夕焼けを見ていると、めらめらと救国の意志が湧き上がるんです。」

と目を輝かせながら言っていた。

初めてこの場所から見た夕日と今日の夕日は同じ色なのに、何故か全く違うものに思える。


「先生、古木に会ったそうですね。」

久保がそう尋ねてきたので、西山は頷きながら、カバンからトークマニュアルを取り出し久保に渡した。
久保は一通り目を通すと、深くため息をついた。

「古木は今、月に1、2度あの方の所に行って日本の現状を報告しています。そしてその後、目標と指示を持って来るんです。そう言った意味では、私も表向きの会長に過ぎません。」

久保は自嘲気味にそう言った。

しばらく2人で夕日が消えるのを黙って見つめていた。やがて、山の彼方に日が沈むと久保は立ち上がり、

「先生、私は今も救国の思いは変わっていません。日本の教会はこれからもっとデカくなる。手探りで進まないといけない時もあるかも知れませんが、絶対に成し遂げてみせますよ。」

西山も立ち上がり、久保の手を両手でぎゅっと握りしめた。

「久保くん。わたしはいつだって君たちの為に祈るよ。」

久保は西山の手を強く握り返した。

空はすっかり青紫色に染まっていた。

2人は土手を並んで歩いた。

「先生、車で送りますよ。」

「いや、わたしは電車で帰る。その方が早い。」

2人はもう一度強く握手を交わすと、久保は危なげな足取りで土手を下りる。そして、下に止まっていた黒い乗用車の後部座席に乗り込んだ。窓を開け小さく手を振ると、車はクラクションを鳴らし発進した。

西山は久保の車のテールランプが夕闇に消えるまで、見送り続けた。




引用:小説 もう一つの自叙伝

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西山がアメリカに行ってから数年が経った頃、西山のもとに小包が届いた。

宛名を見ると、日本の草創期を共に歩んだ鈴木という婦人からだった。
その婦人は小さな女の子を連れながらよく伝道していた婦人だ。中には、西山が好きな缶詰や食べ物と一緒に手紙が入っていた。

本人や家族の近況が伝えられていて、あの時の女の子が大学を卒業したという。
手紙はその娘が教会に献身したとあった。その頃、韓国の教会系石材会社で作った大量の壺を、日本で売れという指示があったのだ。
それを普通に工芸品として売るには、中々難しい。その為、苦肉の策として教理の内容に絡めながら、先祖供養の為になる霊的な壺として売る事になったのだ。
その婦人は娘から話しを聞いて不安になり、誰にも言えないので西山に手紙を出したという事だった。手紙にはトークマニュアルとした冊子も一緒に入っていた。
西山は、これはいずれ大きな問題になると思い、日本に行く事にしたのだった。

日本に着くと、手紙をくれた婦人に会った。西山が日本に来た事に戸惑う婦人であったが、西山があなたから聞いたとは絶対に言わないと話し、西山の性格をよく知っている婦人は娘から聞いた話しを伝えた。

ある兄弟が販売ノルマに堪えられず、これを買えば先祖の条件になって先祖が救われるというトークで販売した所、急激に実績が伸びたそうで、それを全国会議で話し、古木を中心として分かりやすく的確なトークが考案されたという事だった。
今後は、この方法で全国で販売していくという方針が出されたばかりだったようだ。

西山は、古木に直接会う為、古木が社長を勤める渋谷の会社を訪ねる事にした。会社の近くに行くと電話をかけた。

「西山先生ですか?お久しぶりです。どうされたんですか?」

「今、用事で日本に来たのだが、近くに来たので時間があれば顔でも見ようかと思ってね。」

「先生は、今どちらですか?」

「いや、実は渋谷なんだよ。」

「じぁ、近くの喫茶店でも行きますか?」

「いや、迷惑で無ければ君の会社でどうかな。」

「わかりました。お待ちしています。」

西山は少し待ってから、古木の会社に入った。

社長室に通され、簡単に挨拶や近況を報告し合った。コーヒーが運ばれて雑談を2、3交わした後、西山は

「最近、韓国から輸入した壺の販売を始めたそうじゃないか?」

古木は一瞬訝しそうな目をしたが、

「よくご存知ですね。誰から聞いたんですか?」

「いや、人づてにね。」

「まぁ、主の国から要請があれば、それに応える。それだけですよ。」

西山は、カバンからトークマニュアルを出して古木に見せた。

「壺を販売するのは問題じゃない、販売の方法は、もう少し考えるべきではないのか?」

古木は悪びれた素振りもなく

「全く、外部には出すなとあれ程言ったのに」
と言った。

「古木君、この販売方法はいずれ問題になる。しかしそれ以上に、これは原理のみ言を金に変える行為だぞ。」

西山は強く、それでも諭すように古木に言った。古木は深く目を閉じてから、ふーっと息を吐き出すと

「いいですか先生。それもこれも、あの方が望んだ事なんですよ。」

西山は返事をする事が出来なかった。古木の強い言い方に臆したのではない。
古木の言葉に返す言葉が浮かばなかったのだ。
西山はカバンにマニュアルを仕舞うと、
「邪魔して悪かった。」

そう言って、その場を立ち去ろうとした時、

「先生は、相変わらず変わりませんね。もう少し柔軟にされた方が良いと思いますが、」

そんな言葉を背中に浴びせられた。

西山は駅に向かう道で、かつて共に歩んでいた頃の古木を考えていた。
あの頃は、誰もが純粋に日本や世界の未来を考えていた。古木とて例外ではない。誰よりも純粋に歩んでいた。

西山は最早、自分が部外者なのだと痛感した。
この東京も自分がいない数年で随分変わってしまった。

西山には、既に日本に居場所がない事を実感するのだった。




引用:小説 もう一つの自叙伝

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日本の教会は破竹の勢いで発展し始めて来た。

久保が初代会長になり、数年後に勝共を立ち上げたのだ。

久保は元々、保守派の学生運動のリーダーをしており、保守系の政治家などとも顔見知りであった。
そして、ある大物政治家の支持も受けられ、その政治家の私邸まで借り受け拠点にしたのだった。

全国でも伝道の嵐が吹き荒れ、地方の教会にも人が入り切れない位に増えていった。

そして、その頃から韓国から再臨のメシヤが来日するようになったのである。
西山も初めの頃は感無量であった。自分の全ての苦労が報われたとも思った。

しかし、教会の中には少しづつ微妙な空気が流れ始めたのである。
韓国から再臨のメシヤが来るまでは、ほとんどの食口が西山こそ再臨のメシヤだと考えていたのだ。

その振る舞い、行動、精神…

誰もが西山にイエスキリストを重ねた。
しかし、実際のメシヤが来るとメシヤに従う者と西山を慕う者が自然に出来ていった。

再臨のメシヤからは、アメリカでの活動に力を入れる為、法外な献金の要請が来始めた。

しかし、西山は日本は今、育ち始めた若木だ。まずは日本の基盤をしっかりと固める事が優先だという姿勢を崩さなかったのだ。

日本の発展は、日本人の魂によるものだと主張し、その為に無理な海外への献金は辞めようと幹部たちと話し合った。

そのような西山の温情が、却って西山自身を追い詰める事になっていった。

「西山は、教会を私物化している」

「西山は洗礼ヨハネなのに、自分の教団をメシヤに繋げられず、二千年前と同じ過ちをしている」

そんな噂が西山の耳にも入るようになっていった。
西山はそれらの言葉に胸をえぐられるように痛み苦しんだ。

西山は、段々要職を外され追いやられていった。

そしてついにアメリカへの人事が言い渡された。

人事は天事だと教会では教えていた。西山もそのように考え、そのように指導してきた。

しかし、明らかな西山外しに心を痛めた。
神に祈りもした。

その時の西山には受け入れる以外の道が見えなかった。

全てを捨て、生命を掛け、全身全霊で日本という国と人を愛した西山は、苦渋の決断でアメリカに旅立ったのだった。




引用:小説 もう一つの自叙伝

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久保は立成会の教祖、庭田氏の秘書室長をしていて、次期会長と目されていた青年であった。
久保は西山の講義に感動し、それを逐一、庭田氏に報告していたのだった。
庭田氏は久保の話しに非常に関心を示し、西山と庭田氏が会う事となった。

西山と庭田氏は意気投合し、日本の青年を一緒に教育しようと合意した。
更に庭田氏は、自身の教団から将来有望な青年リーダー40人を西山のもとに教育して欲しいと送ったのだった。

西山の講義に感動した青年リーダー達は、自分達も教会に行くと言った。
しかし、それは庭田氏を裏切る事になってしまうため、一旦立成会に戻るように説得した。
しかし、一度燃え上がった若者の情熱は消す事が出来ず、立成会から大量の脱会者を出す事になってしまった。

その為、立成会幹部たちは庭田氏に苦言を呈し、教会との縁を切るよう迫った。
そのような状況に追い込まれても尚、庭田氏は教会に恨み言一つ言わなかったのだった。

久保は苦しんだ。時として実の親以上の愛情を注いでくれた恩師が窮地に立たされている。
しかし、自分の本心は教団も妻子をも捨てたとしても、教会に行きたい気持ちを抑えきれないでいたからだ。

そんな久保の様子を見て庭田氏は、

「真理の道は、自分が道だと思う道を見つけなさい。」

と言って、息子のように可愛がっていた久保を送り出したのだった。

久保は文字通り、全てを捨てて教会に入教し、廃品回収をしながら伝道活動を始めたのであった。


また、ある姉妹が四国の駅前で、救国、救世、と書かれたのぼり旗を立てながら開拓伝道をしていた時だった。

一人の初老の男性が近づいて来て

「お嬢さん、さっきからここで熱心に何かを訴えているね。何を話しているんだい?」

と声をかけて来た。
その姉妹は、原理の一部を一生懸命説明したが、

「あなたの話しは私には良くわからないが、あなたの情熱と救国精神には心を動かされたよ。あなたには先生がいるのかね?」

と尋ねた。
男性は東京に住んでいるというので、姉妹は東京の教会の住所と西山の名前を教えた。

「機会があったら訪ねてみるよ。」

と言って去っていった。

後日、教会に西山を訪ねて来たのは日本を代表する政治活動家の笹沼氏であった。
笹沼氏は「日本の影の首領」と揶揄される事もあったが、愛国精神が強く、日本の将来を誰よりも心配していた。

西山の回りに集まる若者たちを見て感動し、西山を支援すると約束してくれた。

後日、西山が不法滞在で逮捕された時も、当時の法務大臣に

「今の日本の青年たちを教育出来るのはあの男しかいない。俺が代わりに刑務所に入ってもいいから、あいつを出してやってくれ」

と話してくれ、西山は正式に日本で活動出来るようになったのである。

西山が日本に入ってから、10年も経たない間に、教会には本当に日本を動かす事の出来る人物たちが集まってきたのであった。






引用:小説 もう一つの自叙伝


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西山は、東京に着いた。東京の発展は目覚しかった。その年は皇太子様の御成婚があり、1964年の東京オリンピックが決定し、そしてその前年には東京タワーが完成したのだ。

西山は、東京タワーを見上げ‘俺が神のみ言を伝える東京タワーになる’と決意を新たにするのだった。

先ずは、教会を訪問したが、ほとんどが話しを聞いてもらう事も出来なかった。中には牧師とは思えないような罵詈雑言を言って追い出す牧師もいた。
それでも、西山は諦めず様々な所で沢山の人に声をかけた。

ある時、早稲田大学で学生に声をかけていた。すると、教授らしき人物が西山に近づいてきた。

「君、何をしてるの?」

「はい、私は西山と申します。韓国から来た新しいキリスト教の教えを広める伝道師をしています。」

「どうだね。話しを聞く人はいたかね」

「いえ、中々難しいです。」

西山は追い出されると思ったが、その紳士は西山に親身に接してくれた。

「そうだ、ここの卒業生で韓国人の男が高田馬場で時計屋をやっている。」

その人は名刺を西山に差し出した。

「私の紹介と言えば、話しを聞くかも知れないから行ってみなさい。」

と言ってくれた。西山は簡単に場所を説明してもらい、お礼を言ってその時計屋を目指した。

有形社という時計屋で清川という青年に会った。まずは自己紹介をし、そして名刺を見せると、話しを聞いてくれた。彼はクリスチャンだったのだ。
西山の話しに興味を持った清川は、西山を雇ってくれる事になり、2階を伝道所として貸してくれたのだった。
そして西山は、時計のセールスの傍ら、熱心に伝道活動をしたのだった。

1959年10月2日、西山と清川、2人の婦人の4人で初めて「義と神の国を求めよ」という題目で礼拝を行った。西山はこの日を宣教記念日とし、日本に神の恩恵が来る為に自らを捧げる決意をするのだった。

最初の半年は牛歩のような歩みであった。中々、人が増えていかない。西山は働きながらも、何とか時間を作って伝道に勤しんだ。

やがて一人の青年が復帰される。彼は小宮といい、当時日本でも最大クラスの仏教系の新興宗教「立成会」の青年部長をしている男だった。
彼は真理の道を探求しており、仏教だけでなく神道やキリスト教にいたるまで勉強していた。西山が初めて原理講義をした時、小宮は涙を流しながら

「求めていた真理にようやく出会いました。」

と言った。

小宮は精力的に活動し、実質、西山の片腕として働いた。

ある日、小宮が言った。

「先生。今度、凄い男を連れて来ますよ。」

「小宮くんより、凄い男なんかいるのかね。」

「僕よりも何百倍も凄い男ですよ。期待していて下さい。」

そう言って数日後、一人の青年を連れて来た。

西山は、黒縁眼鏡のその青年を見た時、不思議な感覚を持った。
普段、自分は論理的な人間だと自負していたが、その青年を見た時、何故か大きな獅子に見えたのである。

それが、西山と久保の最初の出会いであった。

 


引用:小説 もう一つの自叙伝

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一週間ほど歩き続けたただろうか、準備していた食料も無くなった。
それでもひもじさは我慢出来た。しかし、寝る場所が無いのは心身共に堪えた。
雨をよけるために木の下で寝ている時、目の前を蛇が通り過ぎた時は飛び上がって逃げた。

空腹と寝不足で日中でもふらふらだった。
ある時、山道で休んでいると、山菜を取りに来ていたという老婆が声を掛けて来た。

「あんた、どうしたんだい?」

「すみません。道に迷ったんです。」

西山の姿を見れば、そんな事ではないと直ぐにわかりそうだったが、老婆は

「困ってるんなら、家に来なさい。」

と言って歩きだした。西山は体力を振りしぼって老婆の後を追った。

しばらく歩くと、山の斜面に集落があった。その中に老婆の家はあったのだ。昔ながらの農家で大きな家だったが、老婆は一人暮らしだった。
家の裏側に連れていかれ、

「風呂の沸かし方わかるかい?あたしは飯の仕度するから」

と言って簡単に教えると、家の中へ入っていった。
西山は日本に住んでいた時に経験していたので、薪を焼べながら風呂を沸かすと老婆に声をかけた。老婆は西山を風呂場まで案内し、

「じいさんの物だけど着替え、ここに置いとくから」

と言って台所に戻った。

西山は風呂に浸かると、心の底から温まった。石鹸で体中を洗い、何日か振りに髭を剃ると本当に一皮剥けたようにさっぱりした。準備されていた服を着ると少しきつかったが、本当に生き返ったと思った。

老婆の所に行くと、

「やっぱ、ちょっと小さいね。さぁ、飯の準備が出来たから座んな。」

と言った。

食事は、ご飯、味噌汁、野菜の煮付け、お新香といった質素な物だったが、西山は味噌汁を一口飲んだ瞬間、全身の細胞に栄養が行き渡るようで、何故だか急に泣き出してしまった。

「やだね、そんなに腹が減ってたんか」

老婆にそう言われても、頷く事しか出来ず泣きながらご飯を食べた。

食後のお茶を頂きながら、西山は老婆に正直に自分は韓国から新しいキリスト教を伝えに来たと話した。老婆は

「立派な事をしてるんだね。」

と言い、しばらくここにいてもいいと言ってくれた。

西山は、老婆の畑の手伝いや家の掃除、主に力仕事などを一生懸命した。村では、老婆の親戚と紹介され困っている家の手伝いをした。最初は無償で奉仕していたが、段々とお駄賃程度貰えるようになっていった。
時折、老婆の家に人を集めて説教もし始めた。村人たちは西山の話しを熱心に聞いてくれ、集まってくれる人も増え始めた。

ある時、駐在の警官が老婆の家に来た。西山の話しが良いという噂を聞いて、興味を持って訪ねてきただけなのだが、西山は本当に生きた心地がしなかった。もし、ここで捕まれば老婆に迷惑をかけてしまう。西山は村を出る決意をしたのだった。

村での生活も一月になるかというある夜、西山は明日ここを出ると老婆に伝えた。

「いつか、そういうと思ってたよ。」

そう言って、部屋の奥からスーツやカバン、靴などを出して来た。西山が出て行く時の為に、近所から集めて準備してくれていたのだ。

「あんた、立派な事してんだから、ちゃんとした格好しなきゃね。」

そう言ってくれた。

西山は夜がまだ明けていない早朝、黙って出て行こうとした。別れが辛いからだ。
玄関の扉を静かに開け、音を立てないよう立ち去ろうとした時、老婆が待っていたかのように出てきて、

「待ちなさい。これを持って行きなさい。」

そう言って、茶色い封筒をくれた。中には結構なお金が入っていた。

「命を助けて頂いて、これ程良くして頂いたのに、これは受け取れません。」

西山は封筒を返した。しかし、老婆は再び西山に封筒を戻すと

「あたしは、あんたが立派な事しようとしてるから、これは寄付するんだよ」

と言った。

西山は、我慢出来ず声を出して泣いた。

「あんたは、男のくせに本当に泣き虫だねぇ」

そう言いながら、老婆の目にも涙が浮かんでいた。

西山は、封筒を受け取り老婆に深くお辞儀をした後、家を出た。

集落の山道を下りながら、何度も振り返ると、その度毎に老婆は西山に手を振った。

西山が集落を離れ、街に向かっていると空は白みだしていった。
東の空に明けの明星が光っている。
西山は、泣きながら必ずこの国を復帰すると誓いながら、東京を目指した。



引用:
小説 もう一つの自叙伝



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いよいよ、大田を出て釜山へ向かう。

前任の二人は、入国する前に強制送還されたから、今回の密入国も簡単ではない事はわかっていた。
それでも、このミッションは自分にしか出来ないと西山は思った。
それは、幼少の頃から青年期まで日本に住んでいたからという理由もあるかも知れない。しかし、それ以上に西山は日本を愛してるという気持ちが強かったからだ。
幼き日に見た日本の山、空、川、家、そして人々…。懐かしく慕わしい故郷を思う心が占めていたのだった。

西山は、俺はこのミッションに命を掛ける、そんな思いを強く胸深く刻んでいた。

1958年6月16日、西山は漁船のような船に乗り込み、船員として日本を目指した。
荒れる海の中を何度も転覆しそうになるほど貧弱な船であったが、決して沈まない、西山には確信のような物があった。
船は対馬を経て九州の小倉港に入った。しかし、半島から流れてくる密入国者が多かったせいか、警戒が厳しく入国出来ずに、そのまま広島まで行った。

6月21日、広島の呉から入国を試みた。
船が港に着くと一通りの検査が始まる。広島ならば、といった希望も微かにあったのだが、大きな港はどこも海上保安庁の厳しい検閲があったのだ。
西山は、入国出来るよう必死に祈ったが、願いが叶えられる事は無かった。

広島であっさりと密入国で逮捕されると、そのまま刑務所に輸送される事になった。

山口に向かうのに汽車を使った。一般客に混じって座らされた為、冷たい視線が苦しい。神のみ旨を伝える為に来ましたと、西山は叫びたい気持ちだった。
汽車は美しい田園の中を走っていたが、西山はとてもその景色を楽しむ事は出来なかったのだ。

そして、半年間拘留された後、強制送還のため大村収容所に送られる事になったのだ。

「何としても強制送還される訳にはいかない、この地に神の恩恵を降らせなくてはならない。」

西山は、収容所に送られる前から長期間の断食をしていたのだった。
収容所に着くと、体がかなり弱っていた為に診察を受ける事になる。すると、結核の診断が下り、急遽、下関の療養所に送られる事になったのだ。

療養所は、伝染を避ける為か山間の人里離れた場所にある木造の二階屋だった。昼間はバスで街から医師や看護師が来るが、夜は当直の人間が残るだけだ。もちろん、刑務所ではないので見張りなどいる訳もなく、逃げ出そうと思えば何時でも逃げ出せる、そんな環境だった。
「俺をここに送ってくれたのは、神の計らいだ!」

西山は兎に角、回復に力を注いだ。逃亡には体力が必要だからだ。
そこで三ヶ月を過ごした後、西山は静かに療養所を抜け出したのだった。

西山は、人目を避け山の中を歩いた。
一度街に出た時、西山の格好を見て警官に呼び止められそうになり、間一髪で逃げたのだった。
西山は、この日本を開拓するには絶対に東京に行かなければならないと思っていた。
その為には、旅費や身の回りの物を揃えなければならない。しかし、山の中を彷徨っていると、時折絶望的な気持ちになる。
それでも神の意志に沿っていれば必ず導かれるはずだ、折れそうな気持ちを奮い立たせながら、必死に歩き続けた。


引用:もう一つの自叙伝 

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この前…
ある食口に会いました。
ずっと教会には行ってなかったので、本当に久しぶりに会いました。

協会と顕進様との葛藤についての話題がでました。

私は、その食口の口から出た言葉に一瞬、耳を疑いました。

「顕進様が犠牲になれば、食口は一つになれるわ…」というのです。

「顕進様が犠牲?になれば?」聞き返しました。

「きっと、皆、感動するわよ…」

“犠牲”という言葉を美化しすぎてはいませんか?
真の家庭、真の子女様は犠牲になるべきもの…なのでしょうか?
私は真の家庭とは、そんなんじゃないと思います。

為に生きる…
今の統一食口は、自分が為に生きようとするよりも、為に生きて欲しい…と望む人が多いようです。愛する事よりも愛される事を望む食口が多くなってしまった今の教会を考えると、未来に希望を感じることができません。

いつだったでしょうか…
集会の時だったか、訓読会の時だったか…
真の愛…これが本当に難しいんだよ…と顕進様が語られた事を思い出しました。

いったい、いつから、こんなにもおかしくなってしまったのでしょうか?
本当に、みんな、どうかしてます。
初めて教会を訪ねた時は、こんなんじゃなかったと思うのですが…
どうしたら、神様の前に純粋だった頃の昔の姿にもどれるのでしょうか?




引用:在韓日本祝福家庭婦人会

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