前回からの続きで、今回は子供達に対する祝福教育において、いかに「絶対性」の内容を教えていくかを考えてみたいと思います。  実を言うと、この「絶対性」の原理をもって始めて二世・三世に対する祝福の意義と価値がハッキリしてくるのです。


ご存知のように、祝福の子女達は、親達の祝福の基盤により原罪の無い立場に立っていますから、血統転換としての祝福は必要ありません。 それでは、何故祝福を受けるかというと、ただ単に血統を守るだけでなく、創造原理にのっとって、本来の神中心の理想家庭を作る為に祝福を受けるのです。 そういう意味では、私達一世よりも、祝福の子女達の方が、神中心の理想家庭を作る為の「絶対性」の基準を立てる使命が大きいといえましょう。


そうすると、祝福子女の結婚は、相手が同じ祝福子女であれば良いというような単純なものではなくなってきます。 つまり、たとえ祝福子女同士が結婚しても、外的・肉的欲望や、自己中心的思いで祝福に参加し、家庭を出発することは原理的ではないという事です。しかもそのような間違った動機で家庭を出発すれば、その家庭は長続きしないだけでなく、将来の彼らの子供達にも悪影響を与える事でしょう。 ですから、将来「絶対性」を中心とした理想家庭を作り、夫婦関係を通して神体験していくという目標が立てば、子供達も祝福を受ける動機がより内的にハッキリしてきます。


このように復帰原理を中心にした血統転換の教育とは違って、「絶対性」を中心とした創造原理的な祝福の意義と価値を教える事によって、子供達の祝福教育が、単なる旧約的・戒律的に「ただ堕落しなければいい」というような教育に陥ることなく、理想家庭を創る為の具体的な祝福教育が出来るのです。 それにより、祝福に対する正しい原理的動機付けの教育ができるだけでなく、祝福を受ける前から「絶対性」の基準を立てる為に、日頃から「心と体の一体化」と「為に生きる」訓練をしていなければならないという生活目標が必然的に出てきます。


それでは誰がそのような教育をするのでしょうか? それは、我々親達が責任を持って、自らの子供達に教えていくのです。御父様は修練会の中で以下のように 言われました。 


·   「本来は、アダムとエバが親として、自らの子供達に直接この「絶対性」を中心とした愛の教育をしていかなければならなかった。しかし堕落してしまった後、彼らがいかにして自分達の子供達に正しい教育が出来るだろうか」
 
·   「後天時代においては、教会責任者や講師達が我々の子供達を性教育するのではありません。親が直接するのです」


それでは、どのようにして我々親が子供達に教えていくのでしょうか? 教会や修練会でするのと同じように、黒板やパワーポイントを使って子供に講義をするのでしょうか? 講義の経験がない人はどうするのでしょうか? そうではありません。 一番良いのは、講義をするよりも(講義は修練会でも聞けますし)、親が自らの体験を基に具体的に話してあげる事です。 何故ならば、多くの子供達は概念的な講義には飽きている場合がとても多いのです。 更に、子供達が本当に求めているのは原理の理論ではなくて実体の理想なのです。


そのように、親達が家庭に於いて自らの子供を直接教育していく事が、神の本来の創造原理的家庭であり、後天時代における祝福中心家庭の責任分担であり、天一国を建設する為の訓読家庭教会のあり方なのです。


それでは、次回においてはその具体的な方法を考えてみたいと思います。




引用:親と子の訓読家庭教会

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