私は一介の食口なので目に映ることしか見えませんが、ここ数年間、私たちが見てきたことをが何だったのか考えてみました。

 2006年に麗水の40日修練会に参加しました。その同時期にお父様の代身としてお母様、ご子女様、お孫様が「UPF世界講演ツアー」をされておられ、その大会のインターネット中継を清海ガーデンでご覧になられるお父様といっしょに修練生も拝見することができました。大会が終わるとお父様はお母様と携帯電話で通話され、みんなで大会の勝利をお祝いしました。顕進様の講演の様子もお父様といっしょに拝見しました。お父様とお母様との通話はスピーカーフォンでされていたので、私たちもその内容を聞くことができました。お父様はお母様を労い、ご子女さま(妍進様と情進様でした)ともうれしそうにお話をされました。通話では顕進様の講演についても話されていましたが、お父様は「현진이는 박사잖아 (顕進の演説は博士級じゃないか)」と、本当にうれしそうにお母様に言わていたのを覚えています。お父様の代わりに世界の指導者にメッセージを伝え、お父様を証しする息子を心から誇らしく思われるお父様の気持ちを感じることができました。顕進様については、そういう姿とSTFとJrSTFを主管されて2世を教育されていることくらいしか知りませんでした。

 その後、状況が変わっていきましたが、一般食口は組織の中核で何が起きていたのか分からず、断片的なことで状況を把握するしかありませんでした。

 子供たちの夏休みだったか冬休みだったかの修練会のことで、担当の姉妹が当時の2世局に問い合わせたところ「昨年までのような修練会はなくなったので、清平で行われる修練会と成和学生総会に参加させてください」という返事をもらったとのことでした。そして、その理由として「2世教育を担当していたSTFのメンバーたちが顕進様といっしょに教会を離れてしまったからだ」という説明があったそうです。それを聞いて少し驚きましたが、それ以上の説明はありませんでした。

 その頃だったか、ニュースレターのような新聞を受け取りました。顕進様の活動を知らせるもので、初めて送られて来たものでしたが、内容をよく覚えていないのは、その時は関心も持って読まなかったからです。ただ、そこに日本の有名な先生の書簡が紹介されていたことを覚えています。「教会の多くの問題を顕進様が解決してほしい」という内容でした。その後しばらくして、清平の修練会に出た義妹から電話がありました。義妹は「摂理の最終段階の試練を超えなければならない。ご子女様もお父様のもとを離れ、36家庭の先生もサタンになってしまった」と、先ほどの顕進先生に書簡を送った先生が講義したと言っていました。私はその先生が行動の方向性を180度態度を変えたその知らせに驚きました。それに、今考えてもその講義内容は間違っています 。教会内の混乱は神様が摂理を導くために与えた試練ですか。教会幹部の不条理と摂理に対する無責任が引き起こした混乱ではないですか? それを「試練」などと表現するのは食口に対する欺瞞です。原理を知り、摂理を理解していたはずの有名な先生方が、原理的だと思ってこういう話をしたわけではないと思います。なぜこんなことを言ったのか、その理由を聞きたいです。

 同じ頃だったと思いますが、日本人宣教師会(在韓多文化宣教師会)から「精誠条件を立てましょう」という趣旨のメールで、祈祷項目に「顕進様が早くお父様のもとに帰ってくるように」という内容がありました。

 その頃の状況も振り返ってみます。当時は、財団理事長だったご子女様の下で日本で会長を務めた韓日の先輩家庭が宣教師会を統率し、在韓の日本人は気合を入れられていました。実績をデーター化して評価するご子女様とよく似た方法で統率されましたが、韓国に来て長いメンバーは、体に合わなくなって捨てたはずの服をもう一度着ろと言われているような気分になったのではないでしょうか。韓国での暮らしが長い者たちは、それぞれの事情に合わせて韓国社会に適応してきました。仕事を持ったり、自分の専門分野を開拓していた人もいたと思います。そこで人間関係を築いて少しずつ韓国社会に定着してきました。その人の方針は、消費者組合をつくり、物品販売を通して自分も豊かになり、基盤も作ろうというものでしたが、社会には販売者と顧客の関係でない人間関係はいくらでもありますし、基本的に消費者のための組合ではないので限界がありました。韓国社会の流通販売システムは大きく変わっています。安くて良い商品が便利な方法でいくらでも手に入れることができます。それでも、直接物品を売った数字で教会や個人が評価されるというのですから、やらないわけにもいきません。実績が良ければ表彰もされ、証しもしていましたが、教会が混乱してくると、宣教師会からの連絡も稀になり、結局、その人も理事長の退陣とともに離任されました。その人が「訓読会でお父様に、おまえは日本に行けと言われた。いつ人事になるか分からないから、私がいるうちに早く消費者組合の基盤を固めなければ」と言っていたのを思い出します。私はそれを聞いて「日本に行け」という意味を取り違えているのではないかと思っていました。

 財団理事長だったご子女様については、最初は、教会を刷新してくれる方だとみんな期待していました。日本の献金を頼らず、韓国は自立すべきだという方針には、在韓の日本人はみんな頷いたと思います。そう言っていた方が次々とお金のかかる訴訟を起こしたのには驚きました。もっと驚いたのは「祝福家庭の資格を剥奪する」という御触れでした。祝福家庭が会員制のクラブのようなものだとは考えていなかった食口は、その概念の差に驚いたはずです。その理由が「顕進様の集会に参加した」「顕進様を支持した」というものだったのですから、耳を疑いましたし、「脅し」のように聞こえました。「兄は堕落した天使長の立場だ」と語ったとメディアでも報道されるなど、端から見てもやり過ぎでした。幹部にはそれを止める人がいなかったのか、そうしてくれることを望んでいたのか、混乱するばかりでした。後で分かりましたが、この頃には既にお父様の指示は無視されていました。基元節までのお父様のロードマップは完全に無視されていたことが分かります(資料参照 )。結局、摂理はめちゃくちゃになり、最終的にはお父様を霊界に送ってしまったのではないですか。それを見てきた私たちはその事実から顔を背けることができますか? 最低でも何が起きて、誰が何をしてこうなったのか知る必要があるのではないですか? by かきのなは

*「摂理的葛藤に対する真の視角と理解」ブログから資料をリンクさせて頂きました。


引用:心のままに…

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